子どもたちの夏休みが始まってすぐの7月23日(日)、大阪の類塾(るいじゅく)本部で2回目の講演を行いました。第1回目は今年の春、おもに小学生に向けてのものでしたが、今回はおもに中学生向けです。
テーマは「ことばを学ぶ、未来が変わる」。
「何のために勉強をしているのかわからない」「やる気が出ない」「モチベーションがたもてない」、そんな声がちらほらと聞こえてくるこの年頃の類塾生たち。
思春期特有の悩みに加え、将来や未来に対してぼんやりとした不安を抱えている彼ら、彼女らを励ましたい、学ぶことの楽しさを伝えたい、そんな思いで類塾の先生方と作り上げた講座です。
当日は約80名の参加者が会場に足を運んでくださったほか、7名がオンラインで参加。東京に住んでいる塾生も顔を見せてくれました。
大谷翔平の言葉から始まった講義は、「生きる力を強くするコツ」「自分軸の見つけ方」など、進学するための勉強というよりは、真理や本源を追究する内容がほとんどです。ふだん大学で教えている哲学的な難しい話もありましたが、子どもたちは懸命にくらいついてきてくれました。
講義の最後にひきたよしあきは「いまが苦しくても、未来には勉強を超えた勉強、楽しい勉強が待っているから、頑張って学びをやめないでほしい。小さな枠にとらわれず、どんどん学んで人生を愉快にしよう。言葉が変われば未来を変えることができる」と子どもたちに「ことば」のプレゼント。
講義を聴いた子どもたちからは「これから生きていく上で何が必要になってくるのか、自分にとって何が大切なのかが学べてよかった」「大学の勉強は厳しいと思っていたけど、今日の話が理解できれば大丈夫だと聞いて安心した」「自分が受けたかったような授業だったので本当に楽しかった」「学ぶことが生きる力になるということが知ることができてよかった」といった感想が寄せられました。
学びは力、学びは武器、学びは財産。だから学ぶのは楽しい。
ひきたよしあきの強くて優しい、熱い思いがあふれた2時間でした。
いつでも応援しているからね!
くじけそうになったときは、この日教えたことを思い出してくださいね。
当日の詳しい様子が類塾のHPに掲載されました。
ひきたよしあき氏×類塾 特別講座「ことばを学ぶ、未来が変わる」(前編)
ひきたよしあき氏×類塾 特別講座「ことばを学ぶ、未来が変わる」(後編)
前回講演の様子はこちらです。
第1回講演「親も子も話すこと、書くこと、自分が好きになる!〜言葉のマグネットで自分の言葉の世界をひろげよう〜」(前編)
第1回講演「親も子も話すこと、書くこと、自分が好きになる!〜言葉のマグネットで自分の言葉の世界をひろげよう〜」(後編)
【特別企画】ひきたよしあき×類塾鼎談「読解力と愉快力 〜みんなが笑って暮らせる国へ〜」
第1話 入試の先にある言葉の使い方/体験のストックをして、そしてそれを考えた経験があるか
第2話 親は自分の子の良い点を探す力が発揮できているか/エールを贈る
第3話 探求しよう/シンプルに自分が思ったことを素直に書けることがだいじ/社会の中での読解力も身に着けたらもっと楽しくなるよ
第4話 言葉を駆使して生きる力/体と心と頭がつながった言葉/大谷翔平のどこが素晴らしいかということを僕たちは教えていかないといけない
第5話 イタリアの校長先生の言葉/好きな色を自由に決められることが勉強/みんなが笑って暮らせる国へ